先月の話。静岡県の修善寺へキノコ狩りに行ってきました。
山登りがてらキノコを見かけても、
キノコだキノコ!と騒ぐだけ騒いで終了だったのですが、
知人のお兄さんが森の動植物全般に詳しく、
いろいろ教わりながらキノコ狩りができる!ということで行って参りました。
修善寺といえば、温泉を思い浮かべつつ今回は森オンリー。
伊豆のわさび田を横目に
あけび!の実は食べ辛いのなんの
鹿の食害防止策もあり。伊豆の鹿は美味しいらしいです、
倒木にびっしり、サルノコシカケ科のきのこ(名称忘れましたが食べられないきのこ)
落ち葉の中に何やらマッシュルームのような物体が
取り出してみるとそれはまんまるで
切ってみることに
ぱっかーん!と衝撃的な姿が・・
スッポンタケ科の幼菌だそうで、いろいろと逸話のあるキノコ。
成長すると1日で溶けてしまうのだそう。はかないキノコですね。
今回は残念ながら辺り一面にきのこがワサッ!という状況はなかったので、
ストックキノコを使ってのBBQ。
キノコ狩り後のキノコを食べる時に何が大変かというと、ごみ取り等の下処理。
ここに並ぶキノコが何かはもう分かりません。。
伊豆鹿も伊豆わさびでいただきまして、これがとてもおいしくて
まさかのナマズもいただきまして、
至れり尽くせりすぎました・・
肝心の森やキノコの話はほとんど記憶にないのですが、
何よりおもしろかったのは森を案内してくれたお兄さん。
その昔は昆虫採集のために(!)世界中を飛び回っていたそうですが、
今は修善寺の森を歩き回り、春は山菜、夏は釣り、秋はきのこ、冬は狩猟と、
どの季節も毎日をとても忙しく過ごされているのだそうです。
愛用図鑑は牧野富太郎の図鑑で、風呂場にはスッポンがいるとのこと。
「今時期は天然うなぎが最高だから!今度来たら食べさせてあげるよ!」って
これはもう行くしかないです。