使い切るための4つのアイデアと50のレシピ

誠文堂新光社『サルベージパーティ®から生まれた「使い切る」ための4つのアイデアと50のレシピ』にて
イラストを描かせていただいております。

最近フードロス問題についてのニュースに触れることが多い気がします。
スターバックスのフードシェアという取り組みが話題になっていたり、
子どもの貧困対策と食品ロス削減への取り組みとして、
コンビニのお弁当を提供するという動きが始まっていたり。
どんな形であれ、食べることについてあらためて考える話題。

この本は、家庭からフードロスを削減することを目的とした、
「一般社団法人フードサルベージ」さんが取り組まれている
家庭で持て余している食材を個々人が持ち寄り、
プロのシェフ、著者であるキムラカズヒロさんがその場で即興で料理を提案する
「サルベージパーティー」というイベントから生まれたもの。
その意外性とライブ感でイベントは大人気だそうです。

レシピ本なんだけど、レシピ通りにつくるために食材を買うのではなく、
・食材の形を変える・固定観念を捨てる・加工食品を味付けに使う・組み合わせを楽しむ
4つの切り口から、レシピを自分で考えられるようになることの楽しさを伝えたい
という願いも込められているようです。
とは言っても、ただの実験料理となって食べられたものではない・・となるのは本末転倒。
ある程度お料理ができることは前提なのかもしれません。

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