チベット聖者の教え

『チベット聖者の教え』ザ・チョゼ・リンポチェ著(フォレスト出版)にてイラストを
描かせていただいております。

design:tobufune

チベットには他者のために祈るという教えがあるそうです。
憎んだり妬んだりしないことで自分の心が穏やかになる。
そうすることで他者を思いやる余裕ができ、
結果的に皆がハッピーになるということなのでしょう。
なんとも尊い教えでございます。

表紙に星を9つ描きました。
担当編集者さんがリンポチェさんに
星の数に意図はあるか、9という数字にはとても深い意味がある
と言われ、
偶然だと思います。と答えたところ
偶然はありません、すべて必然です。と

えええなにそれ!もうちょっと詳しく!
って感じなんですけども

チベットについていろいろと調べていたら
聖地ラサとカイラス山を目指し
標高3000mを越える地で2400kmもの道のりを
五体投地という祈り方で巡礼する村人を映した
「ラサへの歩き方」という映画を知ったのですが、
五体投地って太陽礼拝の簡易版みたいな動きをしていてですね、
世界の屋根の民の肺活量、体力、筋力はどうなっているのか!
その途方もない旅路をおもってくらくらしてきました。