詩集『普通の人々/谷川俊太郎』にてイラストを描かせていただいております
街で見かけた人のことを想像したり、名前をつけたりして、書かれた詩。
詩に登場する人とは関係のない人を描くというミッション。
ページをめくると、不思議なことにあちこちから話声が断片的に聞こえてきて、そこに各々の日々の営みがあって、どこかのまちに来たようで、ひとつのまちが広がっていくようで。
ひょっこり谷川俊太郎さんが現れたりするんですけど、あれ、あの人どこかで見たことあるような気がする・・(思い出そうと試みて)で、なんの話だっけ?となるような感覚になったりも、私はしたのですが、いろんな感覚で楽しんでみてください。
イラストを描いていて肩に力が入っていたことをさっと見抜き、そんな指示ある?!というディレクションを炸裂くださったのがAD宮古美智代さん。それがすーーっと入ってきたのだから、さすがや・・のひと言に尽きたのですが、ふふふ、おもしろかったなー