先日、高知市にある牧野植物園へ行って参りました。
日本植物学の父と呼ばれる、高知県出身の植物学者・牧野富太郎氏の業績を讃えつくられた植物園。
そんなすごい人の植物園です。もちろん、手入れは行き届いており、建物も立派で美しいのですが、
威圧感は一切ありません。
「草木の精」だと自らを呼ぶ富太郎氏の植物への眼差しを感じられる、と言うと大げさですが、
そこにある草木に安心感を抱けると言うのか、見ることを押し付けられない植物園でした。
園内には、四国ならではの遍路道も。
心地よい風と新緑。おまけに快晴。気持ち良くないはずがない!というシチュエーション。
レンゲの咲く近くで休憩がてら座ったベンチ、蛙の鳴き声についつい昼寝欲が…。
牧野文庫へ行けなかったのはとても心残りです。