5月の連休に長崎県五島列島のひとつ、上五島へ行ってきました
隠れキリシタンとその歴史にまつわる29の教会、
さらに島の形が十字架に似ていることから、上五島は祈りの島と呼ばれているそうです。
が、教会巡りは目的にしておらず、ぶらぶら歩けばいいかのスタンスでいたところ
上五島は予想以上に広く、島内移動は車必須と知ったのが出発数日前。しかし車の免許を持っていない・・!
どうしたものかと宿の奥さんにアドバイスいただき、港からバスを乗り継いで向かったのは『頭ヶ島天主堂』
ここでなんと!出会った方に島を案内してもらう展開に。
頭ヶ島天主堂は、目の前の島の石を切り出し、信者とともに建てたとされる石造りの教会。
国の重要文化財&世界遺産候補・長崎教会群のひとつ
天主堂すぐ側のキリシタン墓地。マツバギクが咲き乱れ、墓地が幸せそうに見えた不思議。
島を案内頂いた中で、いちばんのお気に入り
一体いつ波際にたどり着くのかと思うほど、白くて広い蛤浜海水浴場
近くにキャンプ場もあるらしいので、夏は絶対に楽しいはずと確信。
そして1日の終わりに宿の旦那さんと釣りへ。
あらかぶが釣れて、奥さんに煮付けていただきました。贅沢・・
ノープランだったはずの上五島時間は、
宿の奥さんのアドバイスからはじまり、そこでの思わぬ出会いによってぎゅーっと凝縮された時間となり。
そう、上五島は祈りの島。
起きたことが全部、神の思し召しだったのではないかと錯覚したくもなりました。
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【長崎港から頭ヶ島天主堂】
長崎港発(7:40) → 福江経由 → 上五島 奈良尾港着(9:50)(ジェットフォイル直行で約1時間)
奈良尾港発九州汽船シャトルバス(45分位)→ 有川発西肥バス(20分位)→ 頭ガ島天主堂着(計約1時間)
【訪ねた所】
頭ヶ島天主堂 → 頭ヶ島天主堂後ろから → 風力発電施設見学 → 五島うどん → 捕鯨跡地 →
蛤浜海水浴場 → 矢堅目 → 塩釜見学 → ソフトクリーム → 青砂ヶ浦教会 → 宿 → 釣り
【宿】
「寛ぎの宿 小串」1日1組限定の宿。
家感が非常に落ち着く夫婦で営まれてるお宿。奥さんの島料理は美味
(釣り好きの旦那さんに釣りを教えてもらえる等、観光案内オプションあり)
【島を案内してくださった方】
「上五島ふるさとガイドの会」青山一信さん。ありがとうございました。